2021/09/13 00:00

テーブルは部屋の雰囲気を変える重要なアイテムだからこそ大切に選んでいきたいですよね。テーブルの素材として最も多く使われているのが木材です。その他の素材としてはガラスや大理石なども使われています。


Fourier Shop(フーリエショップ)では、10種類の天板をご用意しています。人気の輸入材からホワイトオーク、ウォルナット、パイン。国産材では栗、杉、栴檀(センダン)。合板OSB、MDFのUV塗装仕上げ、MDFのエナメル塗装仕上げ、リノリウムなど、環境に優しい素材をそろえました。


今回はその中でも、Fourier Shop(フーリエショップ)で扱っている6種類の木材について、樹種の特徴をまとめています。木は、木目や色、節などのひとつひとつに個性を持っています。人と同じように、育った場所や気候等の環境によって変わるため、表情は様々です。手触りや木目などを確かめると共に、それぞれの樹種の特徴を知ることで、より自分の好みのものを選ぶことができるはずです。それでは見ていきましょう。




[ ホワイトオーク ]

北米に生植するブナ科の落葉広葉樹。日本産は「ナラ」と呼ばれます。オーク材はどんぐりの木として馴染みの深い木です。天然木らしい木目や節が印象的で、色はやや白味がかっていますが、経年変化で味わいと深みを増していきます。丈夫で硬く、重厚感があります。耐久性に優れているため、目立った傷がつきにくく、テーブルやデスクには最適な木材と言えます。ヨーロッパでは古くから家具に利用されており、輸入アンティーク家具等はオーク材製をよく見かけます。




[ ブラックウォルナット ]

クルミ科の広葉樹。銘木と呼ばれ家具、内装材として長い歴史を持ちます。人気も知名度も抜群です。節のある個性的な木目と、深みのある落ち着いたブラウンの色合いが重厚感を感じさせ、モダンな印象を与えています。使い込むほど、ほのかに黒味のあるダークブラウンから、黒味、紫味が抜けて、優しい赤茶色へと落ち着いていき、月日とともにインテリアに馴染んでいきます。




[ ポンデロッサパイン ]

アメリカに生育しているマツ科の針葉樹。淡いクリーム色で、経年変化により深みのある飴色に変わります。針葉樹ならではの柔らかさが、ぬくもりと心地よさを伝えます。Fourier Shop(フーリエショップ)ではパイン材にうづくり加工を施しています。うづくり加工とは目の固い部分を残し、柔らかい部分をブラシで削る事により木目の凹凸を強調する加工です。陰影が強調され、表情が豊かになります。また木目の質感を感じられる優しい手触りになっています。




[ 東北産 栗 ]

日本国内に生息するブナ科の木。大きく、はっきり出る美しい木目が特徴です。耐久性、耐水性に優れているおり、古くから家屋や、線路の枕木のような、土台となる部分の材料として用いられてきました。クリ材にはタンニンが多く含まれるので、黒味が早く深まり、味わい深い風合いになります。最近ではヨーロッパでも人気の素材です。




[ 九州産 杉 ]

ヒノキ科の針葉樹。Fourier Shop(フーリエショップ)では質の良い九州産の杉を使っています。軽くて持ち運びやすい、調質性に優れている、柔らかな雰囲気があるという点が杉の魅力です。一般的に杉は柔らかく傷がつきやすいため家具には向かないと言われていますが、特有の良い香りと優しい肌触りが温かい空間にぴったりです。木目や節もはっきりしていて、個性ある表情を見せてくれます。また、私たちは質の良い九州産の杉を使うことで地域に貢献していきたいと考えています。




[ 九州産 栴檀(センダン)]

日本の暖地の海岸沿いや山地に生育しているセンダン科の広葉樹。主に四国や九州に多く分布します。栴檀は広葉樹でありながら成長が早く、しかも程よい硬さを持つ樹木です。植林後15~20年で伐採できるまでに成長するため活用することで林業の活性化につながります。ケヤキに似たなじみのある、表情豊かな木目が特徴です。




駒場にあるFourierShop(フーリエショップ)のショールームには、これら全ての素材を展示しており、実際に手触りや木目などご確認いただけます。また、ご質問などございましたらぜひお気軽にメールにてお問い合わせください。

ショールーム
Fourier Fab
東京都世田谷区池尻4-12-14 Fourier駒場1F
fouriershop@gmail.com